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過去に一切接点がなかった叔父の相続についてご相談いただいた事例

2026.06.09

今回は、過去に一切接点を持ったことがない叔父様が亡くなり、相続財産があるかどうかも分からない状態から、相続財産調査・相続人調査・遺産整理・預貯金の分配までサポートした事例をご紹介します。

叔父・叔母・兄弟姉妹など、普段ほとんど関わりのない親族が亡くなった場合、「自分が相続人になるのか」「財産があるのか」「借金があるのか」「何から手続きを始めればよいのか」が分からず、不安を感じる方は少なくありません。

特に、相続人の中に連絡が取れない方がいる場合や、亡くなった方の財産状況が分からない場合は、相続手続きを進める前に、相続人と相続財産を正確に調査することが重要です。

ご相談の背景

ご相談者様は、亡くなった叔父様とこれまで一切接点がなく、どのような生活をされていたのか、どのような財産を持っていたのかも分からない状態でした。

被相続人である叔父様は3人兄弟のうちのお一人でしたが、相続関係を整理する必要がありました。また、3番目のご兄弟と連絡が取れない状況であったため、相続人調査を行い、誰が相続人になるのかを正確に確認する必要がありました。

さらに、ご相談者様は働き盛りの世代で、平日の日中に役所や金融機関へ出向く時間を確保することが難しい状況でした。

そのため、相続財産の調査、相続人調査、必要書類の収集、遺産整理、預貯金の分配までまとめて専門家に任せたいということで、当事務所へご相談いただきました。

ご相談時の課題

今回の相続では、主に以下のような課題がありました。

  • 亡くなった叔父様と過去に一切接点がなかった
  • 相続財産があるのかどうか分からなかった
  • 預貯金や借入金の有無も不明だった
  • 相続人が誰になるのか正確に確認する必要があった
  • 3番目のご兄弟と連絡が取れない状況だった
  • ご相談者様が仕事で忙しく、平日の日中に手続きを進める時間がなかった
  • 遺産整理や預金分配まで一括で進める必要があった

相続手続きでは、相続人が誰かを確定しなければ、預貯金の解約や遺産分割の手続きを進めることができません。

また、相続財産の内容が分からないまま手続きを進めると、後から別の財産が見つかったり、思わぬ負債が判明したりする可能性もあります。そのため、まずは相続人調査と相続財産調査を行い、全体像を把握することが必要でした。

当事務所が行ったサポート

1. 戸籍を収集し、相続人を調査

まず、被相続人である叔父様の出生から死亡までの戸籍を収集し、相続人が誰になるのかを確認しました。

相続手続きでは、親族関係を口頭で確認するだけでは不十分です。金融機関での預貯金解約や遺産分割協議を進めるためには、戸籍に基づいて法定相続人を確定する必要があります。

今回のように、兄弟姉妹が関係する相続では、戸籍の収集範囲が広くなることがあります。また、相続人の中に連絡が取れない方がいる場合は、戸籍や住民票等を確認しながら、現在の状況を調査していく必要があります。

当事務所では、必要な戸籍を順番に収集し、相続関係を整理しました。

2. 相続財産の有無を調査

次に、叔父様にどのような相続財産があるのかを調査しました。

疎遠だった親族の相続では、預貯金口座、不動産、株式、保険、借入金など、何があるのか分からない状態から手続きを始めることがあります。

今回も、相続財産があるかどうか分からない状態でのご相談でしたので、判明している情報をもとに、財産の有無を確認していきました。

相続財産調査を行うことで、預貯金などの財産が確認でき、今後どのような相続手続きが必要になるのかを整理することができました。

3. 連絡が取れない相続人について確認

今回の相続では、3番目のご兄弟と連絡が取れない状況でした。

相続人の中に連絡が取れない方がいる場合、預貯金の解約や遺産分割協議を進める際に手続きが止まってしまうことがあります。相続手続きでは、原則として相続人全員の関与が必要になるためです。

そのため、戸籍や住所に関する資料を確認し、相続手続きを進めるために必要な情報を整理しました。

相続人の所在や関係性を確認することで、手続きの進め方を明確にすることができました。

4. 遺産整理と預貯金の分配をサポート

相続人と相続財産の内容を整理した後、預貯金の相続手続きを進めました。

金融機関での相続手続きでは、戸籍、相続関係説明図、遺産分割に関する書類、本人確認書類など、さまざまな書類が必要になります。また、金融機関ごとに必要書類や手続きの流れが異なるため、ご自身で対応する場合、何度も窓口へ行かなければならないことがあります。

特に、平日の日中に仕事をされている方にとって、役所や金融機関での手続きは大きな負担になります。

当事務所では、必要書類の収集、金融機関とのやり取り、預貯金の解約手続き、相続人への預金分配までサポートしました。

解決結果

当初は、叔父様に相続財産があるのかどうかも分からず、相続人関係も不明確な状態でした。

しかし、戸籍収集による相続人調査と、相続財産調査を行うことで、相続手続きに必要な情報を整理することができました。

その後、金融機関での預貯金の相続手続きを進め、最終的に相続人への預金分配まで完了しました。

ご相談者様はお仕事で忙しく、平日の日中に役所や金融機関へ行く時間を確保することが難しい状況でしたが、当事務所が手続きをサポートすることで、ご自身の負担を抑えながら相続手続きを進めることができました。

今回の事例のポイント

今回のように、過去に接点のなかった親族が亡くなった場合、まず重要になるのは「相続人の確認」と「相続財産の確認」です。

亡くなった方と疎遠であった場合、預貯金や不動産などの財産があるのか、借金があるのか、誰が相続人になるのかが分からないこともあります。

また、相続人の中に連絡が取れない方がいる場合、手続きを進めるためには戸籍や住所の調査が必要になることがあります。

相続手続きは、必要書類の収集、相続人への連絡、金融機関での手続き、財産の分配など、やるべきことが多くあります。仕事や家庭の事情で時間が取れない方にとっては、大きな負担になりやすい手続きです。

専門家に依頼することで、相続人調査や相続財産調査から、遺産整理、預貯金の分配まで一括して進めることができます。

疎遠な親族の相続でお困りの方へ

叔父・叔母・兄弟姉妹など、普段あまり関わりのない親族が亡くなった場合、何から始めればよいのか分からないという方は多くいらっしゃいます。

特に、相続財産があるか分からない場合や、連絡が取れない相続人がいる場合は、ご自身だけで手続きを進めることが難しくなることがあります。

所沢相続遺言サポート窓口では、相続人調査、戸籍収集、相続財産調査、遺産整理、預貯金の相続手続きまで、状況に応じてサポートしております。

所沢市周辺で、叔父・叔母の相続、疎遠な親族の相続、相続財産調査、連絡が取れない相続人がいる相続手続きでお困りの方は、お気軽にご相談ください。

この記事の執筆者
むさしの相続行政書士事務所 代表 宮野敦子
保有資格社会保険労務士/行政書士
専門分野相続手続き・遺言作成・生前対策
経歴2003年 社会保険労務士試験合格/2019年 武蔵野合同法律事務所入所/2020年 行政書士試験合格・登録
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